*こんてんつ*

1・講師紹介
2・初めまして
3−1・掲示板その一
3−2・掲示板その二
4・メール 
5・メッセ    
6・チャット
7・フォロー?
8・ゲーム
9・マダムたちの憂鬱
おしまいに

目次の解説 表紙に戻る

一・イタチと猫…まるでト○とジェ○ー

「ここの担当はーアタシと……」
「………」
「……うずうず……」
「ぴぃぃぃっ(ままぁっ)」
「あらあら、やっぱり二人(?)だけじゃまずいわね(笑) 一応私も参加するけど、あくまでケイちゃんがうずうずしないように見ておくだけだから、がんばってね」
「ちぇっ、楽できると思ったのに」
「ぴぃ(ままぁ……怖いよう……え、えとね、ここでは「インスタントメッセージ」についてお話しするの)」
「メッセンジャーとか、いろいろ名前があるけど、チャットよりは閉鎖的で、掲示板より反応が早い、メール型チャットって感じのこの中途半端機能についてお話しー」
「ぴぃ(ケイさん、世の中のメッセンジャーソフトに恨みでもあるの?)」
「ないよ。だってメッセンジャーはメールアドレスが分からないと相手を捕まえられないから、相手を選んで会話できる、便利なアイテムだよね」
「ぴっ(アドレスを公開している方なんかが、ちょっとだけ困った事態になっているから、ここで講座を開くことになったの。サイトに来て下さる方の生の声を聞きたいからって公開しているのに……)」
「生々しすぎてお疲れなんだよね。
インスタントメッセージは相手がパソコンの前にいるのが確実に分かるから、つい嬉しくなって呼びかけちゃうけど、
相手にだって都合があるんだよ」
「ぴっ(ままがね、別の作業で忙しいのにうっかり「忙しいです」みたいな表示にしていなかったときに、痛い目にあったの)」
「でも呼びかけられた以上答えないといけないって感じになるよね。だからここでポイント。
呼びかけるときにはね、突然本題に入ったり、挨拶でもアウトの時があるんだよ。むしろフレンドリーに挨拶で呼びかけられると、困っちゃうぐらい」
「ぴーい(こればかりは礼儀を守っていても、困るケース。「うわわ、礼儀正しく呼ばれて無視するのも……」って、気分になるの)」
「だからね、最初は「今、大丈夫ですか」みたいに、状態を聞いた方が無難無難ー。うっかり「今ちょっと忙しい」表示にしていないだけってこともあるし」
「ぴぃ(メッセンジャーは電話と同じなの。長電話のつもりがあるなら、「もしもし」の後に「今、時間あるー?」って聞くでしょ。それと一緒なの)」

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二・あなたはだーれ。

「うーんとね、手元にあるメッセンジャーソフトの種類がひとつしかないからなんとも言えないけど……相手も自分もメールアドレスを入力している場合だけ、相手の状況が分かるんだよね」
「ぴ(そうだよ。ソフトを立ち上げたとか、落としたとか、よく分かるの)」
「で、名前は?」
「ぴー(えーと……とりあえずウインドウズに標準で入っているメッセンジャーは、プロフィールに入力した名前が相手に表示されるの。
それを利用してままはよく自分の状況も含めた名前を入力してるー。「From,A@ただ今日記製作中」とか)」
「王樹のところの管理人、最初にやったときその理屈を知らなくて……」
「ぴー(また本名公開?)」
「ううん。幸い適当に入力していた本名モドキ。ハンドルネームですらないやつだったの。だから最初にAさんに話しかけたとき、さぞかし不審がられたと思うよ」
「……まったくもってそのとおり。すぐにネットの基本ルール「名乗り上げ」をやったから、事なきをえたけどね」
「ぴっぴ(さすが竜槍さんの生みの親だー)」
「とまぁ、ソフトによっても違いはあるかもしれないけどね、もし相手に名前がわからない設定にしてあるなら、ここでもちゃんと名乗っておこうって話だよ」

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三・ほっとけ

「ぴぃ(だんだん口が悪くなっていく……)」
「被害者の心理……かなぁ。
あのね、メッセンジャーは確実に相手がそこにいるってわかるの。「忙しいから切る」っていう状態にするまではとことんお付き合い……というか、これもねー……つけっ放しで別の作業に没頭していたとかいう人間もいるから、迷惑……」
「ぴっ(だから、構ってほしいってだけで、特別に用事がないのに呼ばれると、疲れるの。呼んでおいて勝手に止められるのもやっぱり同じぐらい迷惑。めりはりを付けて会話しようってことなの)」
「電話だって、用件の明確でない長電話は友達以外とはやりたくないでしょ。電話代がこちら持ちだとさらに嫌だもんね」
「ぴいぴい(そうそう。相手が常時接続定額制の環境とは限らないの。時間制の人なんか、意味のない会話をされたら、多分パソコンの向こうでちゃぶ台ひっくりかえしてるの)」
「友達でも嫌になるなら、会ったことのないサイトのお客様や、メールアドレスを見つけたから入力しただけの寂しがりやさんは……分かるよね。
管理人はね、カウンセラーでもあなたの現実のお友達でもないよ」
「ぴっ(仲良くはやっていきたいけど、聞かれて困ることはたくさんある。現実でも聞かれたくない・話したくないことはたくさんあるの。
相手の姿が見えないからって油断しちゃだめなの。だって今あなたが話している相手は現実にあなたの相手をしているんだから。パソコンのプログラムが勝手に反応しているわけじゃないの)」
「お話だけでもとにかくやりたいって人は……同じ仲間を探しにいくべし。サイトの管理人さんに初対面で突然雑談持ちかけられても、反応できないよ」
「ぴー(ままは雑談も好きだけど、やっぱり時間のないときに呼びかけられるのは勘弁してほしいってー)」

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四・マシンガン乱射禁止区域

「ぴー(普通どこでもそうだと思うの)」
「ああ、コレね。女性特有の「取りとめのない・同じ内容を5分と話していない・乱れ飛び会話」のことをこう評した人がウチの管理人の知り合いにいるの」
「マシンガントーク…うーん、当たると痛そうだよね。んで、実際当たったのがももさんのまま」
「ぴっ(うん。他にすることあったから、「緊急の方はご遠慮なく」って例によって名前表示を使って告知していたの。
なのにね……ちーーーーっとも緊急性を感じない、延々延々意味のない雑談をされて、とうとうぷっちんなの)」
「痛いねぇ。
オトモダチ気分なのはいいけど、本当のオトモダチじゃないんだから……やっぱ雑談はほどほどに、だよ」
「ぴっ(いくら「雑談OK」ってあっても、世の中「社交辞令」って言葉もあるの。程度を計れないお子様は、まず現実の人間とお話しするのー)」
「一方的にまくし立てるなんてもってのほかだよ。
それって「会話」じゃなくて「独演会」
興味のない講演会が退屈で苛々してくるのと一緒」
「ぴー(人間、つまんないって感じたら、乳酸っていう疲労物質がでるの。アナタのせいでパソの向こうで誰かが疲れて眠っちゃうかもなの)」
「Aさんってば、ももさんに何教えているのかしら……(苦笑)」
「ぴっぴー(ももの独学なの。
えとね、あまり程度がひどいとメッセを拒否されるようになるの。お互いお話の手段を失うわけだから、気をつけるの)」
「それからね、メッセは同時に見えないところで他の人を相手にしているかもしれないから、呑気に構えておいてね」
「ぴっぴ(何でレスが遅いのーって、焦らない焦らない。メモリギリギリ窓一杯多数作業中かもしれないの。
もしくは…お返事しようがない内容を送りつけていないか、見直しするの)」
「メッセンジャーについてはこんなところ……うずうず」
「ぴっ(はっ)」
「あ、講座終わったのね。それじゃ、はい、ももさん、コレくわえて全力疾走してらっしゃい」
「ぴぃ(ネコジャラシ?)」
「うにゃーーーー♪」
「ぴぃぃぃぃぃっ(ままぁぁぁぁぁっ)」

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