*こんてんつ*

1・講師紹介
2・初めまして
3−1・掲示板その一
3−2・掲示板その二    
4・メール
5・メッセ

目次の解説 表紙に戻る

一・嫌よ嫌よも好きのうち? 人によるでしょう

「引き続き掲示板編。
長話に疲れたももさんが押入れで寝ちまったから、相方変更!」
「キャットウーマンのケイだよ。うーん……ラルク相手にするよりマシだけど、疲れそう……」
「小さなこと気にしてると、大きくなれないぞー。と言うわけでさくさく行ってみよう、掲示板編第二弾! まずは掲示板のタブーについてだっ」
「やっぱり疲れる……それって前の講座で随分話してたよ。「敬語」「命令文禁止」「ネタバレ厳禁」「批判不可」……他に何かあるの?」
「あるある。「キャラクターの好き・嫌い」についてだよ」
「はーい、アタシはラルクが嫌いー。
いっつもカイルいじめるし、怖いし、奇麗な顔だから怒ると余計怖いって分かってるのかな。それにねカイルばっかひどい目にあうんだよ。原因は絶対ラルクにあるのにさ、アタシもね、あいつのせいで、思いっきりケガしたしさ……(以下延々100行削除)」
「(以上延々100行聞いた)いや、お嬢ちゃん、それくらいで……俺だってさ、散々ネタにしたせいで赤い目をしたおにーさんに追いかけられて全力で逃げた身だからなんともいえないけど……級友どもには情け容赦なく全力パンチde突っ込みとか入れられるし……
こほん、あのね、キャラクター同士はさておき、お客様でキャラクターの好き嫌いを言われると、作り手側としてはヘコむ事があるんだ」
「んー、でもやっぱり「あのキャラは好き」「嫌い」って、出てくると思うよ。人間の趣味なんて千差万別なんだしさ。あのラルクが、ウチのサイトじゃ人気ナンバー1なんだし……ぶぅー」
「にーさん、オットコ前だもんなー…生き様も容姿も(でも俺は怖い)
「好き」については問題ないよ。問題は「嫌い」
性格が苦手なキャラとか、そりゃ出てくるだろうけど、それを公然と「嫌い」って書き込まれると、作り手としてはちょっとね……」
「そだねー。作者としては、全てのキャラクターに愛着があるもんね。
公表はしていなくても「このキャラが一番お気に入りー♪」って心ひそかに思っているキャラをけなされたら……ヘコむね」
「明らかに「嫌なキャラ」でも、「作者が嫌われることを前提として作ったキャラ」でも、作者にしてみればみんな可愛い我が子。
それに、世の中広いからな。どんなに嫌なキャラでも好きだって人はいる。
逆に皆から支持されているキャラでも嫌いだって人はいるもんだ」
「感情移入してくれるのは作者として嬉しい限り。
でもキャラ論議はやっぱり「好き」を前提として盛り上がって欲しいよね」
「そだな。
例外があるとすれば……メールでこっそり「あのキャラ、嫌な奴でしたねー」が、もし作者の予想通りの反応だった場合に限り「にやり」とさせられるぞ。
公共の場で「嫌い」は控えめにってことかな」

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二・陽性妖精養成講座

「……ナニコレ」
「んー……どっちかっつーと、ゲーム編で済ませたいトコなんだけどな、ま、あっちもケイさんが担当だからここでサポートしてやるよん♪
カイルさんにもお世話なってるし」
「弟同士だから話があうみたいだね〜。
んで、お話しするのは……妖精さんって……竜槍、オトモダチにどつかれて、見えちゃいけないもの見てるの? それとも脳内に飼ってるとか」
「嬢ちゃん……言うに事欠いて、そりゃねーべ。
あのね、ここで話すのは「攻略掲示板」っつー、ゲームの攻略サイトや、配布サイトでは大抵設けてある掲示板についてのお話」
「んじゃ、まず基本から。
1・タイトルは質問内容が分かるものに。
2・状況説明は細かいほど吉。
3・ネタばれには要注意。
……で、これと妖精さんとどう関係するのさ」
「んとな、攻略掲示板で一番答えづらいのは「過去に同じ質問がある」……さっきも言ったけど、同じ質問にはうんざりするんだ。だからまず検索してくれると嬉しい。
探すのが面倒だからとか言ってると。永遠に解答がこないことだってあるぞ〜♪」
「妖精……」
「それから、ケイさんが上げた項目は、最低限守って欲しいこと。
クリアしたいって焦る気持ちはよーく分かるけど、「わかりません。教えてください」だけじゃどーしょーもない。
くどいぐらい説明書いてあっても、むしろ平気」
「妖精ぃぃぃぃっ!」
(がりがりがりがりがり)
「……イタイ……猫の爪、恐るべし。某ゲームじゃまんま武器の名前だし、しかも割と最強に近い……
あのね、攻略掲示板はユーザー同士が「助け合い」してくれるとありがたいコーナーなんだ。そしたら一つのゲームで皆が盛り上がる、管理人としては嬉しい状況の誕生」
「それで「妖精さん」? 管理人が眠っている間に、お客様同士が手を取り合って一つのゲームをクリアしていくって……でも靴は作らないっと。
お客様がサポート……確かに助かるよね」
「うん。楽できて嬉しい(笑)
でもな、あくまで妖精さんだ。靴屋じゃない。
(ところでソノ話、小人だったような気もするけど……ま、いっか)
掲示板全体を管理しているのは管理人。
だから
ゲームのサポート外のことに口出しするのはアウト!
「たとえば、アタシがさっき言った項目が完全に抜けていても、「注意書きを読みましょう」とかいう忠告は妖精さんの仕事外。そういうときは「どのあたりですか〜、教えてください〜」と、柔らかく聞き返すことっ。
相手は本当に困って掲示板に書き込んでいるんだから、神経逆なでしちゃダメだよっ」
「それから質問側も解答側も、記憶ってそんなに完璧じゃないだろ? 制作者すらたまに忘れるイベント発生方法(笑)
だから
些細なミスの揚げ足取りはやめような」
「助け合いが殴りあいになるんじゃ、やってらんないもんね。
困ったときはお互い様って言葉もあるし、質問側は焦らずに書き込む、解答側は保育園の先生並の寛大さでGO!」
「というわけで、靴屋を助けるどころか、靴の生地を全部パーにしちまうような妖精にならないよう、レッツ書き込み」

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三・れっつお絵書き!

「掲示板は文字ばかりじゃない!
文字だけじゃ足りない愛情を、絵で表してみようー!」
「ふっふっふっ、俺、これでも美術の成績はいいんだぜ。歌も巧い。まさに芸術の申し子」
「数学や英語と違って記憶しないでいいもんね。そりゃ得意になるよ」
「ううっ、言ってはならんことを……さてさて、お絵書き板はその名の通り絵を書くことができる掲示板だ。基本ルールは文字の掲示板と同じ。
ちゃんとサイトのルールを読んで、どんなことを描いていい板なのか把握すること」
「大抵はサイトに関連する絵しか描いちゃダメだけど、それ以外も可だったり……とにかく描く前にルールを読むのは大切だよ」
「うんうん。それからメッセージも添えられるんだけど、コレがないのは困る。後で言うけど完成なのかどうか判別できないし。
避けてほしいのは「
ヘタです。ごめんなさい」だけとか」
「謙虚なのはいいことじゃないの?」
「日本人の美徳ってか。でもね、度の過ぎた謙虚さはイヤミなんだ。
お絵書き板の機能って、いろいろあって使いこなすの大変でさ、描くだけでも大変。それでも一生懸命描いてくれたんだなぁってだけで、管理人はほんのりシアワセ」
「なるほど。んじゃ「一生懸命描いたさ、褒めろ、讃えろ、ギャラリーに特別展示しろ」ってのはどうだっ!」
「……俺なら即刻消す。どんな奇麗な絵でも。
んーとね、その辺りのボーダーは受け取り手の感性だからねー……メッセージには、
絵の良し悪しの自己評価を書かない。これが一番」
「どんな絵でも嬉しいってのは分かったよ。でもさ「明らかに手抜き絵」でも嬉しい?」
「管理人は聖人君子じゃない。お絵書き板には作成時間や手順を見る機能が付いていたりする。
「てめえ、酒でもかっくらいながら片手間で描きやがったな」というイラストの予測は付くわけだ。
それでゴッホもびっくりの絵だったらオノレの作画能力の無さを嘆くけど、大抵そうはならないだろ」
「そだね。へのへのもへじだけで「これカイル、分かるかなぁ」って、わかんないもん。自分の絵を「落書き」って謙遜する人はいても、本気で「落書き」残されても困るしね」
「うん。それからセーブ機能付きのお絵書き板限定で、「途中セーブメッセージなし」これも痛い」
「完成なのか、途中なのか、分からないもんね。
完成にしては中途半端な……それとも続きは明日なのか、もしやこれで完成なのか……管理人が無用に頭使うもん。嫌だねー」
「そうそう。嬉しさ半分、お疲れ度100%」
「それじゃ合計が150%だよ。相当お疲れだね……
それからアップロード機能付きお絵書き板限定、
「他のお絵書き板で描いた絵をアップロード&拾ってきた絵をアップロード」!」
「それって「お宅の板の道具は使いにくい」って公言しているようなもんだし、同じツールで描く=みんな条件が同じってことで楽しめるんだしな。
拾ってきた絵をってのは論外。マナー違反どころか著作権違反だもんな」
「限られた環境で、一生懸命だから楽しいもんね。写真屋さん(仮名)の機能をガリガリ使った絵とお絵書き板じゃ根本的に違いすぎるし……」
「アップロード可能お絵書き板で、毎回自分の絵はアップロードって人は考えてみてくれ。それって自分の「作品」を他人のスペースで展示してるのと同じだぞ」
「お絵書き板で直接描くのとはわけが違う……うーん、この微妙な差、伝わるかなぁ。程度の差なんだけどね。
毎回だとマナー違反。たまにだとお絵書き板では表現できない愛情を表現って感じだし」
「管理人は一度Aさんとこにアップロードしたことがある。あの時はお絵書き板の文字機能が使いづらいからだったんだけど……それで表現したのが「リンゴを砕くとジュースができませんか」って……できねーよ、普通」

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四・拍手喝采万々歳

「「WEB拍手」って知ってる?」
「うん。押すと拍手が送れる奴でしょ。何回押してくれたかがわかる、愉快なおもちゃだよね。押すと拍手の音が出たり」
「管理人に分かるのは「何時に、何回押してくれたか」だけなんだ。誰がまでは特定できない。よって恥ずかしがり屋の応援にはうってつけの道具(笑)。
押すとお金がかかるとか、そういうシステムですらない。ホントにモニタの向こうの管理人に拍手を送るだけ」
「でもサイトに誰かが来て、応援してくれてるって分かるの、結構楽しいよね」
「うんうん。
それからあれは「通りすがりの一行メッセージ」向きなんだ。一回押すと、その後メッセージが送信できるんだけど、基本的に読めるは管理人だけ。
だから掲示板に書くのも面倒。でもメッセージは送りたいという人は、やってみるといいよ」
「もちろん、管理人がちゃぶ台ひっくりかえしたくなるメッセージは厳禁だよ。
Aさんは一度ひっくりかえしたんだって。結局常連さんのおちゃめが原因ってわかって、大事にはいたらなかったらしいけどさ」
「後々のフォローも大切ってことさ。まぁ、「フォロー」については後回し」
「これで終わりかな……ところでそのフォロー編って誰が担当するの?」
「えーと……おにーさんとおねーさんと癒し系ペットだってさ」
「……フォロー……できるの?」

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